Tel:090-6055-0756滋賀県草津市野路町686 ラフラ館1階

【コラム】風の時代と自分軸

風の時代あまり占星術に詳しくない私でも2020年の頃には「風の時代」という言葉を数多く見聞きしました。
数年が過ぎてブームが落ち着いてきたので改めて振り返ってみると、占星術を信用するしないは個人の自由としても、風の時代にあわせて世の中も確実に変わってきているように感じています。
さらに、風の時代らしく(自分らしく)生きるためにも「自分軸」の大切さを改めて感じるようになってきました。
 

土の時代と風の時代

西洋占星術では、4つのエレメント(要素、成分)とされる、火、土、風、水、それぞれの時代が約200年ごとに入れ替わると言われています。
風の時代とは、約220年間続いた土の時代が2020年に終わり、2021年から始まった風のエレメントの時代です。

土の時代と風の時代土の時代では、不動産、ブランド品、銀行預金などの形あるものを重んじる物質主義で、目に見える資産形成に価値が置かれていました。
また、資産形成以外でも、学歴、資格、肩書、社会的地位など、世間の多くの人が認めてくれるものを尊重する時代でした。

一方、2021年から始まった風の時代では、情報や知識、コミュニケーションや教育など、形の無いものが大きな意味を持つようになり、想像力や思考力、柔軟性が今まで以上に重要になってきました。
そして、それぞれがお互いの個性を尊重し合いながら、自分の好きなことや、やりたいことに対して素直に行動することが大切な時代になりました。
 

風の時代は自分軸が大切な時代

自分軸とは、自分はどうしたいかなど、自分の考えを元に行動できることで、自分軸を持っている人は、周りの評価や顔色よりも自分の気持ちを大切にできるため、より自分らしく生きられるようになります。

風の時代では、新しい情報や知識がどんどん増えていき、これまでの古い価値観ではなく、個々による新しい価値観が創造されやすくなってきました。有名なブランドだから価値があるのではなく、「自分にとって、こういう理由で価値がある」と言える自由度が増してきています。

また、自信をもって自分の価値観を大切にできるということが、他人が持っている自分とは違う価値観も尊重できる、ということにつながっていきます。

風の時代振り返えると、風の時代ブームが到来したタイミングで、自分軸という言葉が大きく注目されるようになってきたように思います。
風の時代ではお互いの個性を尊重し合うためにも、自分軸を確立することが今まで以上に大切になってきました。

自分軸というと、自分の好きなこと、なりたい自分などを自分の気持ちに確認して・・・ と言われることもありますが、思考の影響を受けてしまい、そんなに簡単では無いかもしれません。

気持ちを確認するよりも、思いついたらまず行動してみるほうが、おすすめだと思います。
行動してみて、ワクワクしたり、前向きになれたりすると、自然に次の行動が出てきます。
もしも、ワクワクしなかったら、別の行動を試してみます。

これを繰り返しているうちに得られた気づきと感覚こそが、自分軸そのものだと思います。
 

↑ PAGE TOP