ヒプノセラピーに関して、よくあるご質問
※カウンセリングに関しては、こちら です。
- ◆色々な種類のヒプノセラピーがありますが、まずどれを受けたら良いのでしょうか?
- ◆ヒプノセラピーの催眠は、テレビなどで見る「催眠術」とは違うのですか?
- ◆催眠から目覚めなくなってしまうこともありますか?
- ◆何回ぐらいセラピーを受けると症状が良くなるのですか?
- ◆私は疑り深い方だと思いますが、催眠に入れない人もいるのでしょうか?
- ◆催眠中に自分が話した内容を後で確認するために、録音しても大丈夫ですか?
- ◆ヒプノセラピーを受ける前に、何か準備が必要ですか?
- Q:色々な種類のヒプノセラピーがありますが、まずどれを受けたら良いのでしょうか?
- A:基本的にはクライアント様ご自身の直感や感覚でお決めになることが最良だと考えています。
もちろん、お悩みや課題をお聴きした上で、最適と思われるメニューをご提案させていただきますが、最終的にはクライアント様ご本人の感覚を大切にしたいと思います。
その前提で1つアドバイスをさせていただくとすれば、初めての方は、まず過去の記憶や感情を見直すコース(年齢退行療法)をご検討いただければと思います。
催眠に入る深さは回数を重ねる度に深くなっていく、という特徴があります。断片的にも記憶が残っている子供時代の感覚を更に深く見直していくことを入口にすることで、初めてのかたでもスムーズにヒプノセラピーを進めていくことが期待できます。
いずれにしましても、事前に決めてからお越し頂く必要はありませんので、どれを受けるか、ということも含めて、当日に遠慮なくご相談いただければと思います。
- Q:ヒプノセラピーの催眠は、テレビなどで見る「催眠術」とは違うのですか?
- A:テレビなどで見る「催眠術」では、催眠をかけられた人が他人に操られたり、普段は絶対にやらないような常識をはずれた奇妙な行動をとったり、目覚めた後で催眠中のことを全く覚えていなかったりします。
それらの最大の目的は、「見ている観客を楽しませること」ですから、誇張された演出なども加わり、催眠をかけられた人もそのことを自覚していることが多いものです。
ヒプノセラピーの目的とは、まったく違うということです。
ヒプノセラピーの催眠状態では意識がはっきりとしていますので、クライアント様が言いたくないことを言うことはありませんし、記憶を失うこともありません。ですので、催眠中に自分が話した内容も全て覚えています。
- Q:催眠から目覚めなくなってしまうこともありますか?
- A:ヒプノセラピーの催眠状態では、意識がはっきりしているため、ご自身の判断でいつでも目覚めることができます。
ごく稀にリラックスし過ぎて、催眠から睡眠に移行されそうなクライアント様もいらっしゃいますが、完全に眠ってしまわれないようにセラピストが誘導していきますので、ご安心ください。
- Q:何回ぐらいセラピーを受けると症状が良くなるのですか?
- A:クライアント様の感覚が大切ですので、何回お受け下さいと、一概には申し上げられません。
もちろん1回で大きな効果を得て頂ける方もいらっしゃいますし、少しづつゆるやかな変化を感じて頂ける方もいらっしゃいます。経験上では、ヒプノセラピー90分コースで、2~4回ぐらいが平均だと思います。
また、正直なところ効果が出にくい方も稀にいらっしゃいます。
それは、その方の潜在意識が、まだその問題に触れたくない、内面に向き合う段階にきていない、と感じていらっしゃることもあるからです。
さらに、人の心は、たとえそれが辛い状況であったとしても、長年に渡りその状況とバランスを取りながら生活をしていると、そのバランスを急激に変化させたくない、バランスを崩されたくない、という反応が出る場合もあります。
いずれの場合も、それが現段階での正常な潜在意識レベルの防御反応であり、焦らないことが大切だと考えています。
ヒプノセラピーをお受け頂く回数や間隔につきましては、セラピーをお受けになった後のクライアント様の感覚が最も重要であり、セラピストからご提案することはあっても、強制するようなことは一切ありません。
また、回数券などを設定していないのも、このような理由によるものです。
- Q:私は疑り深い方だと思いますが、催眠に入れない人もいるのでしょうか?
- A:まず、ヒプノセラピーでは催眠中も意識がはっきりとしているため、実際には催眠に入っていても、自分はいま催眠状態にあるとは感じないことがほとんどです。催眠から覚めた後で振り返った時に、起きたまま夢を見ているような不思議な感覚だった、とおっしゃる方が多いです。
催眠の深さ、という意味では個人差が出ることもありますが、ご本人にヒプノセラピーを受ける意志があれば、ほとんどの方が問題無く催眠に入ることができます。
- Q:催眠中に自分が話した内容を後で確認するために、録音しても大丈夫ですか?
- A:録音していただいても大丈夫です。
ただし、スマホなどで録音される場合には、着信音やバイブレーターなどを完全に停止していただきますよう、お願いいたします。
また、催眠中もご自身がお話しした内容は全て覚えている、という点もご考慮の上で、録音するかご判断いただければと思います。
- Q:ヒプノセラピーを受ける前に、何か準備が必要ですか?
- A:セラピーを受けていただくにあたり、特に準備が必要なことはありません。
お越し頂く当日のアドバイスとしては、あまりお身体を締め付けない、ゆったりとリラックスできる服装でお越しいただくのが、おすすめです。
カウンセリングに関して、よくあるご質問
- Q:どんなときにカウンセリングを受けるものなのですか?
- A:例えば、悩み事を抱えていたり、心のモヤモヤ感などが消えないときにカウンセリングを活用することは、それらを早く解消したり軽減したりするための有効な手段になります。
その中でも当所では、人間関係(家族、職場、恋人)のお悩みや、ご自身のお気持ちが前向きになれない、というお悩みの方が比較的多くカウンセリングをお受けになっています。
また、私のこんな小さな悩みなんかで…、こんなことで悩んでいることが恥ずかしい…、などとおっしゃる方もいらっしゃいますが、ご自身の悩みを他の人と比較する必要は無いと思います。また、守秘義務も厳守していますので、ご安心下さい。
ご自身が辛いと感じておられる、ということがカウンセリングを受けるかどうかの最も重要な基準になると思います。そして大切なことは、お気持ちが辛いときに一人っきりにならない、ということだと思います。
- Q:病院の精神科や心療内科とカウンセリングルームはどこが違うのですか?
- A:病院では、「ゆっくり話すことができなかった」とお感じになることがあるかもしれません。これは、病院では病名を明確にしてお薬などで治療することを目的としているところが多いためです。心理カウンセラーは医師ではありませんので、治療という行為はおこないませんが、ご予約いただいた、例えば60分間は、じっくりとお話しをしていただけます。
医師は「病気を治療する」という目的を持ち、心理カウンセラーは「内面からお気持ちをラクにする」という目的を持ってアプローチするのが一般的です。
ですので、極度にお身体の調子が悪かったりされる場合は、精神的なこと以外に原因がある可能性もありますので、病院での診察を優先されるようにお勧めすることもありますし、逆に病院では異常が見当たらないために病院からの紹介状を持って当所にお越しになるかたもいらっしゃいます。
- Q:自分のことを話すのがあまり得意では無いのですが?
- A:うまくお話しになる必要は、まったくありません。また、話したくないことを無理にお話しいただく必要もありません。ご自身のペースでお話しになりたいことだけ話して頂ければよいと思います。
また、例えば「原因がわからないけど、なんとなく前向きになれない」というようなことがあるかもしれませんが、そのようなことでも大丈夫です。
お話しをされているうちに、ご自身のお気持ちがハッキリしてくると同時に本当の原因がどこにあるか、というところまでお気づきになる方も多くいらっしゃいます。
また、ライトフォレストでは、状況に応じてカウンセリングの中にフォーカシングやカラーセラピーなどの手法も取り入れていますので、お話しをするのがあまり得意でないと感じていらっしゃる方や、お悩みやお気持ちがうまく整理されていない方も多数カウンセリングをお受けになっていますので、ご安心ください。